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旅行記その2 ブルンディバール

チェコから北60キロのテレジンでCDの「brundibar」を買いました。
手回しオルガンのブルンディバールですが、このジャケットではあんあまり悪漢に見えません。

実は家にも一枚あるのですが、それはおとなが歌っています。
これは全部子どもです。
でもフランス語です。ボンジュールとかアラメゾンとかはわかりました。
ブルンディバール
日本でもこのオペラが上演されたらいいなあと思っています。
ブルンジバールとも言われ、これには作者の説明もありますのでどうぞ。

テレジン収容所は外に向けてこんなにユダヤ人を大切にしていますというプロバガンダに利用された収容所です。
それでこれが20数回も上演されました。
ユダヤ人であるモーリスセンダックさんの『ブルンディバール』は
2009年徳間書店から発売されました。いかにも悪漢のブルンディバールです。
センダックさんの近作というので購入していましたが、テレジンに関わるようになって一番最後の頁を読んではっとしました、
物語は子どもたちが力を合わせて悪い手回しオルガン弾きのブルンディバールをやっつけるのですが、
やっつけられた彼からのメッセージは古い紙に書き付けられています。
その古い紙は左に
       シルバークラブのもよおしもの
      1944年7月15日土よう日 西3号棟にて

右には     1942年7月〜1944年7月
         テレジンのみなさまを
        週末の芝居と音楽の夕べに
           ご招待します
          1944年7月15日
       7:15pm 西3号棟講堂にて
        「ブルンディバール」上演
       8:30pmテラスルームにて
     ゲロン・スインク オーケストラの演奏

        入場にはチケットが必要です

なのでした。
『トミーが三歳になった日』もそうでした。
これも以前に買っていて、テレジンと目にしていたはずなのに・・・
2009年の12月だったか「テレジンの小さな画家たち詩人たち展の写真パネルが20年経って古くなり、
修復したいので絵葉書を売っています。協力して下さい」というメールを玖珠の矢野元美さんからいただいても
テレジンって初めて聞いたわ・・・でした。
2001年9月元美さんは野村先生の音楽詩「蝶はもう飛ばない」のテレジン上演に自費で同行されています。
そのときのレストランに今回も行きました。

元美さんはそよぎの会の仲間です。
2006年、1年間の絵本講師養成講座を受ける100人くらいがグループに分けられてその6人の一人です。
彼女の待ち望んだ赤ちゃんそよぎちゃんが生まれたのを記念して「そよぎの会」と名付けたのでした。
それで初めての「テレジンの小さな画家たち詩人たち展」を2010年に開いたときは
主催は「そよぎの会」としました。
話しは戻って、その絵葉書の一枚 ピーターギンツくんのアウシュヴッツに送られた1944年9月28日の文字を見てどきっとしました。1944年9月28日
私の生まれた年月日だったのです。
それでもテレジン展をやれるかしらと不安なまま、福岡の水口和子さんと北九州の私は2010年1月に埼玉県立平和資料館にある写真パネルを見に行きました。
27日がアウシュヴッツ解放の日とは知らず、ホテルのテレビニュースで知った二人は運命を感じました。
それで2010年2011年2013年2014年と「テレジンの小さな画家たち詩人たち展」を開催することになるのでした。
たくさんの方の力があったからこそ出来たことです。
「子どもたちに手をさしのべたおとながいたからテレジンの子どもたちは希望を持って絵を描いた」
その思いを現代に繋ぎたいとたくさんの方が思って下さって、それが大きな力になりました。
「知る勇気 伝える努力」
これは野村路子さんが著書のサインに書き添えた言葉です。
その通りだと思います。




     
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